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女流日本画家・柳樂晃里の活動日記 に参加中!
柳樂晃里作品・アマビエ1
「アマビエ」の言い伝えが登場したのは江戸後期(19世紀中頃)のこと。
柳樂晃里作品・アマビエ2
疫病を予言し、その疫病を鎮める力を持った半人半魚で長い髪とクチバシを持った姿の妖怪で、ある日流行り病に苦しむ肥後の国(熊本)の海の中に夜な夜な光るアマビエが現れ、「私の姿を写して人に見せると疫病から逃れることができる。」と言って消えたと云う。
柳樂晃里作品・アマビエ3
広島県三次市には、似たような力を持つ「アマビコ(海彦)」というサルの頭に三本足の妖怪がいるといいます。他にも神社姫/尼彦/天彦/天日子/天彦入道/尼彦入道/アリエという疫病封じの妖怪が存在するそうですが、今回は「アマビエ」が広まりました。4月の日曜美術館でも紹介されていました。
今、世界中が新型コロナウイルスで沢山の方々が苦しい、悲しい、無念な思いをされるという大変な事態となっています。
柳樂晃里作品・アマビエ4
絵描きは、医術も知りませんし、薬も持っていません。ですので、せめてもの祈りを込めて、御利益の有るという「アマビエ」の姿を描いてみました。
一日も早いコロナの収束と、皆様の無事を心よりお祈り申し上げます。
柳樂晃里作品・アマビエ5
柳樂晃里作品・アマビエ6
柳樂晃里作品・アマビエ7

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