- ブログネタ:
- 女流日本画家・柳樂晃里の活動日記 に参加中!
もちろん材料の調達から調理まですべて自前です。
まず山椒の若芽を摘みます。
そして酒、味醂、黒砂糖、醤油で甘露煮にします。
油断をすると鍋が焦げてしまうので、弱火で根気強く、箸で混ぜながら炒り上げるようにして煮ます。
水気をとばして飴炊きにしますが、煮詰めすぎると冷めてから固くなって箸がたたなくなるので、そこの見極めが難しいです。ゆっくりと時間のある時でないと出来ません。
お陰様で、見事に旨いヤツが出来ました。山椒の辛味が絶妙に引き立ちました。
あったか御飯にのせて食べると、ご飯がなんぼでも食べられます。
お酒もすすみます。
でも、沢山摘んだはずの山椒が豆皿一杯だけになっちゃいました。
父が好きだったので、先ずは仏壇にお供えします。
やっぱり手間をかけたものは美味しいです。
これは、速さや便利さを尊ぶ風潮の昨今では、負け惜しみの自我自賛なのかもしれませんが…。
※上のすべての画像はクリックすると拡大画像がご覧になれます。