ブログネタ
日本画家・柳樂晃里のたたら製鉄や霊峰大山など山陰文化探訪 に参加中!
日本画新作:「十神山~佐保姫の絹衣」(2021年11月・クリックまたはタップするとご覧になれます)

日本画家・柳樂晃里・安来港と十神山1
気持ちの良い空に誘われて、安来の港に寄ってみました。
小中学校の美術の授業で、よく写生に来ましたが、当時の面影を残すのは赤い灯台と十神山くらいになってしまいました。
日本画家・柳樂晃里・安来港と十神山2
古くは北前船の寄港で賑わい鉄の積出港として栄えた港ですが、当時この港はもっと内陸部に入り込んだ処にあって、今は陸続きですが、その昔は十神山とは陸続きではなかったそうです。
日本画家・柳樂晃里・安来港と十神山3
さて出雲地方は神在月に入ります。神様は旧暦で動かれます。今年は11月24日に出雲大社で神迎え神事が行われます。この神在月には神様方が大切な御話合いをなされますので、元来は神様方のお邪魔にならぬように歌舞音曲を控え外出を控えるのがならわしです。この安来の十神山も神様がお立ち寄りになる山で神在月には足を踏み入れてならぬ山です。

潮のにおいの中で昔に思いを馳せながら、ゆっくりと時間を楽しみました。

※上の横長の画像はクリックするとPCは拡大画像がご覧になれます。