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女流日本画家・柳樂晃里の活動日記 に参加中!
日本画家・柳樂晃里1807307
鐺とは、御刀の拵えの中で鞘の最下端部分と、そこの保護に使われる金具のことです。鞘尻と同意。

先日、東京で懐かしい再会をした刀剣写真家のトム岸田さんからとても貴重な「鐺」を送付頂きました。
再会した折に、名刺に家紋を入れ新しくしたのでトムさんにお渡ししましたら、
その家紋を見られたトムさんが、後日連絡を下さって、この家紋の入った鐺を持っているのですが、自分が持つよりもこれと同じ家紋を持ち、活かして使って下さる方に持って頂きたいということで、頂戴することになったものです。
日本画家・柳樂晃里1807308
なんとも不思議な巡り合わせで私の手元に届いた鐺は、愛媛在住無鑑査金工師の玉岡俊行氏が制作されたもので、その細工は細部にまで気の通った、裏面の処理まで美しい見事なもので、身に余る贈り物に感謝しつつも気持ちが引き締まりました。
掌に載せると、程よい重さがなんとも心地よく、造り手の温もりが伝わってくるようにしっとりと馴染んできます。長さが3cm程の小さなものですがその存在感にふと能面を思いました。
これは、私の展覧会で展示して、沢山の方にご覧頂こうと思っています。
日本の伝統技術の素晴らしさを見て触って感じて頂きたいと思います。
楽しみにしていて下さい。